シンクマルマザーとは限らず、子育てをしているほとんどのママたちが一度は悩んだことだと思います。
こんにちは!のりりんこでございます。
今回は子どもがグレないようない対処法をお伝えしたいと思います。
たまたま私がしてきたことが結果、素敵な大人に育ってくれたというだけなのですが、参考にしてくだされば嬉しいです😊
この記事を書いた私: 22歳ー24歳の間に結婚出産離婚。シングルママで26歳子連れ留学。娘への教育には半分放任半分熱心に関わりながら、お金がなくても新卒で優良企業に就職できる事を証明したシングルマザーです🤗
いまだに「母子家庭だから良い子に育たない」、「母子家庭だからグレやすい」という偏見を持つ人に「それ見たことか」と思われないためにもアドバイスをさせてくださいませ。
そもそも母子家庭の子どもは本当にグレやすいのか?
そもそも母子家庭の子どもは本当にグレやすいのでしょうか。もはや「グレる」という言葉じたい古臭いですよね。他の言葉に変えると問題児?ヤンキー?不良?何がぴったりくるのかな??
私の結論。母子であろうが両親そろってようがグレる子はグレるし、グレない子はグレません。
私の場合
環境:心配性の母、少し口うるさい父、共に優しい両親のもとで育つ。
中学3年生時の愛用書:ホットロード
校則:破るためにあるという信念。茶髪、ロングスカート当たり前。カバンはぺっちゃんこ。
テスト:白紙で出し0点とったことあり。
補導経験:もちろんあり。
ヤンチャはヤンチャでしたが、いわゆるブルハーツの歌に共感しっぱなしの中学生だったように思います。
娘の場合
環境:自由奔放の母、心配性の祖母のもとで育つ。
中学3年生時の愛用書:アメリカのティーン雑誌
校則:高校推薦を勝ち取るために守るものという信念。黒髪。びひざ下10cmのスカート丈。
テスト:常に勉強し挑む。
補導経験:もちろんなし。
どうでしょう、この差。私で証明されていますが、両親揃っていようが、母子家庭であろうが、ヤンチャになる子はなります。
そんな異なる母と娘の中学時代ですが、共通点もあります。
共通点
✔犬を飼っていた。
✔学校から帰ると、必ず家に誰かいてお帰りと言ってくれる人がいた。
✔音楽を聴くことが好きだった。
再度言いますが、親が1人であろうと2人であろうと私は関係ないと思いますよ。そう心配なさらず。
そうは言ってもやっぱり心配な人へのアドバイス
そうは言っても心配性なシングルママたちへアドバイスを数点。
さらけ出す
なにを?ですよね。
「素」です。私はありのままをさらけ出してきたように思います。
私は「親だから子供の前ではしっかりしないといけない」というのではなく、人間本来の感情の「喜怒哀楽」をさらけ出すような親でした。(今も)
私は今ではお酒は飲みませんが、長年のビール党で、頻繁に飲みに出かけては酔っぱらって帰ってくるのはざら。ある時は鼻歌を歌いながら陽気に、ある時は泣きながら、そしてそのまま服を脱ぎ玄関で寝てしまうこともしばしば。ひどい二日酔いで吐き通しの姿も見せてきました。
映画を一緒に観に行っては娘よりポップコーンを頬張り、娘より号泣する。
車を運転中、前の車に常に文句を言う。
カっとなると「〇uck」、しくじると「〇hit」と出す。(もういい歳なので気を付けてます)
反面教師の場面もありますね。
決めたルールは突き通す
私の親としてのルールは、「悪い嘘をつかない」「門限は必ず守る」「泊りはダメ」。
この3大ルールを20歳になるまで守ってもらいました。「嘘をつかない」に関しては目に見えないので実際はわかりませんが、「門限」と「お泊り」に関してはとにかく厳しくしました。私の10代はお構いなしにお泊りもしましたし、夜な夜な帰ってきた立場だったので、なおさら未成年の娘にしてほしくなかったのでしょう。1、2回はお泊りを許可をした記憶があります。
門限を破ると、当分の間もっと帰宅時間が早まる、それを何回も繰り返すとクリスマスプレゼントなし。などと、とにかく門限にはうるさかったと思います。
けれどそのルールは10代まで。当時本人にも「あなたが未成年だからママは厳しくしているの、二十歳になったらご自由にどうぞ~」と宣言してきた通り、彼女が二十歳になったとたん私は一切なにも言いませんでした。
ただ、祖母と母と共同生活している以上、「遅くなる」や「ご飯いるいらない」くらいの情報は伝えるよう家族のルールとして決めましたが、基本きっぱり放任です。
いまだに娘は、「あの時のママの変わりようすごかったね~。本当に二十歳になったら自由だったもんね。すごいわ」と言っています。
働く姿を見せる
子どもは母親の働いている姿をちゃんと見ています。お金は天から降ってくるわけではなく、日々働いていて稼いだお金で衣食住が賄えることを知ってもらうことが大事です。
決して、「誰が働いたお金で食べていけるのか」などと恩着せがましく言ってはいけません。日々仕事に子育てに多忙の中、子供が言うことを聞かない時ついそのようなことを口走りそうになっても決して言ってはいけません。
疲れた時は、疲れたそぶりを隠すことなく見せちゃいましょう。「さらけ出す」それこそが人間味があります。
娘は「あーーーー、今日も疲れたーーー!」と真っ先にビールをぐびぐび飲む姿や、「なんなん、あの上司腹立つーーー!!!」とビールをぐびぐび飲む私の姿を何度も見てきたと思います。
職種はなんでもいいんです、働く対価で家族の衣食住が成り立っているということを自然に知ってもらうことが大事だと私は思います。
子どもの好きな物事に興味を持つ
子どもが興味を持ったものに、自分も持ってみましょう。時には一緒にするとよいです。なにも興味がないようでしたら、一緒にお料理をしてもいいですし、散歩してみるのもいいです。普段仕事であまり一緒にいれない分、一緒に何かをするというのは連帯感が生まれます。
娘はアメリカのティーン雑誌をよく読んでいたので一緒に見て説明をしてもらったり、一緒にYou Tubeを観たりしていました。
私は健康オタクなので、よく仕事から帰って娘と夜のウォーキングをしていました。歩きながら学校での出来事をよく話してくれていたので、良いコミュニケーションの場となっていました。
話してもらう環境づくりは、隠し事をしない第一歩だと思っています。
過保護になりすぎない
よく心配するあまり、あれやこれやと口にしたりするママがいます。子供は意外にほっといてもたくましく育つものです。
半分熱心、半分放置がちょうどいいのではないでしょうか。あまりうるさくすると、かえってうっとおしがられるだけです。
まとめ
良い子に育ってほしい。
誰もが我が子にそう願いますよね。我が家での”良い子の定義”は、「他人を傷つけず、優しい気持ち、感謝の気持ちを持てる子」としています。
私の両親は優しく、なぜ私はグレてしまったのか謎です。口うるさい時もありましたが、他人を気づ付けたりなど度が過ぎなかったのは、そんな優しい親のもと育ったからでしょうか。優しい親だったからこそ、可愛いグレかたで済んだかもしれません。かわいい反抗期だったと思いたいです。
一つ思うのがあまり心配しすぎないことだと思います。心配するとどうしても口を出しがち。親が口うるさいと子供は嫌がります。私も思い返せば、母親がお世話好きの心配性でした。当時の私はそれが嫌で反抗していた時期があったのは確かです。
シングルマザーでも立派に子育ては出来るんのよーーーー!と、時には世の中に反骨精神を持ちながら子育ていていきましょう😉